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ポストロック・デイズ/post rock days

一般的にポストロックと呼ばれている音楽を中心に 音響・テクノイズ・エレクトロニカ・アンビエント・ミニマル・フリーフォーク・アシッドフォーク・サイケ・アヴァンギャルド・民族音楽などを紹介

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John・Zornジョン・ゾーン  狂人か?反逆者か?

Six Litanies for Heliogabalus1

John Zornジョン・ゾーン/Six Litanies for Heliogabalusヘリオガバルスのための6つの連祷

1. Litany, Pt. 1 - 7:53
2. Litany, Pt. 2 - 7:06
3. Litany, Pt. 3 -10:36
4. Litany, Pt. 4 - 8:13
5. Litany, Pt. 5 - 4:30
6. Litany, Pt. 6 - 6:16
       Total 44 minutes

John Zorn: Alto Sax, Composer
Joey Baron: Drums
Trevor Dunn: Bass
Ikue Mori: Electronics
Mike Patton: Voice
Jamie Saft: Organ
Martha Cluver: Voice
Abby Fischer: Voice
Kirsten Soller: Voice


ジョンゾーンが、久々にデス/ハードコアな路線で出したアルバムです。反社会的な思想こそ芸術だというアナタとか、そこの人とか(誰?)にお勧めの作品。ドラム、ベース、シンセピアノ、サックス、マイク・パットンの声という楽器(絶叫や喉の奥を鳴らす音、舌の音etc)や、曲によっては、女性のコーラスwなんて入ります。そして、マイク・パットンの様々な声を駆使した長時間ソロ(!)なんてすごいのもあります。加えて、久々にジョンのデス/暴力なアルトサックス演奏が聴けるのが、好きな人にはたまらないかな?(ああ、このアルバムほんとに愛好家のみOKって感じか??いや、そんなことないはず。アッパーでハードなカッコイイ音楽が好きな人は聴いてみて!!)

 ジョンゾーンの最近の作品で同傾向なのはMoonchildやAstronomeです。それらを気にいったならこれも聴くべきかな~なんて思います。真紅の薔薇の花びらがちりばめれれたジャケット。これは、ローマを統治したアウレリウス・アントニウス(ヘリオガバルス)というあるとんでもない皇帝についてのアルバムだそうです。
 
Six Litanies for Heliogabalus2
Sir Lawrence Alma-Tadema The Roses of Heliogabalus 1888

 内ジャケの写真をみて見ましょう(↑)。ローレンス・アルマ=タデマという19世紀の画家のタブローで「ヘリオガバルスの薔薇」と題されています。一見みると薔薇の花びらで埋め尽くされた空間はなんて素敵なんだろうと思っちゃったりします。が、なんでも、ヘリオガバルス皇帝は宴会の際の余興として、この物凄い量の薔薇の花びらを天蓋に乗せておき、その綱を緩めて落とし、下にいた人たちを窒息死させたというのです…。確かによくみると、奥にいる七人の男女が画面下に配置された花びらに埋もれた人々を高みの見物をしているという構図です。
そんなエピソードを聞いてから見れば下の人々が窒息死しそうという切迫した状況ということが分かりました。

 が、正直よくみないと気づきません。何故なのでしょう?

 おふざけの殺人という行為が、恐ろしいことに美化されているからでしょうか。その美(化)とは何でしょうね。美という言葉は訳語です。で、西洋の原語であるBeautyとは、日本語だと美人とかキレイなお姉さんを想像してしまいますが、実際の西洋では、お祭りの時に中心になって踊る女性等、ワーっというエネルギーの解放のような壮絶さを持った行為のことを指すようです。壮絶な行為としての殺人……そんなものがあって良いのか分かりませんが、最後にこのアルバムの内ジャケに記載されているアナトン・アルトーの言葉をもって終わりたいと思います。

              I see Heliogabalus not as madman but as rebel.
               -ANTONIN ARTAUD
             ヘリオガバルスは狂人ではなく反逆者だと理解する
                        アナトン・アルトー


John Zorn





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テーマ:お気に入り&好きな音楽 - ジャンル:音楽

  1. 2008/11/12(水) 02:41:19|
  2. .▼アヴァンギャルド John Zorn
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

カワイイ☆toジョン・ゾーン(怒)

John Zorn/The Dreamers(2008)

まずはセット内容をどうぞ。

Zorn1


 なんか、ちびキャラがたくさんでカワイイ感じですよね。しかも、シールのおまけ付き☆↑内ジャケの見開きには、鉛筆のドローイングがあります。↓
zorn2
さらに、トレシングペーパーのような半透明で透けている紙(上の写真右上)に演奏者や曲目がプリントされています。
 ジョン・ゾーンを聴いたことがある人はビックリするでしょうね。なんたってあの、デスなハードコアジャズのペイン・キラー/処女の腑(なんつ~タイトルだ!)、ヘレティック、拷問天国、等々とんでもない作品を世に送り出しているあの人ですからね。でもまぁ、そこまで驚きはしません、なんたって、日本のアイドルやらロマンポルノやら何でもかんでもその審美眼にかなったものなら取り込んでいくのが彼の方法論ですから。こんどは何を意識したのやら。
 演奏されている音楽ですが、不快な不協和音や不安を抱かせるような音はいっさいありません。程よい反響のあるスタジオのなかで、マーク・リボーのギターを中心とした温和なアンサンブルが展開されます。デスなゾーンを求める方には向かないのかも知れませんが、プロ・ミュージシャンの高い技術の演奏が聴けますし、曲もときどきあのユダヤっぽい旋律が出てきたりして面白いし良いので聴いてみてはどうでしょうか。もしかしたら、一般の人に退かれることなく聞かせられるジョン・ゾーン作品かもしれません。ニューヨーク・ロワー・イーストサイドの心地よいBGM集。

■MySpaceで、このアルバムからはToysが、そのほかにも最近のZorn作品が数曲聴けます。
 http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendid=69842950

John Zorn - The Dreamers




テーマ:本日のCD・レコード - ジャンル:音楽

  1. 2008/10/23(木) 04:50:02|
  2. .▼アヴァンギャルド John Zorn
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

John Zorn/Naked City

 さて、John Zorn/Nake City(1990)です。ニューヨークのロワーイーストサイド周辺ミュージシャン達をまとめるかのごとくアーティスティックな活動を行っているJohn Zorn(as)のハードコア~グラインド・コア~フリー・アヴァンギャルドロックなバンドです。ジャンル名で音楽性をあらわしたとしたら上述のように非常に長ったらしいものになってしまいます。彼の音楽は、非常に様々なジャンルを融合し続ける恐ろしい折衷主義です。その方法論は様々ですが、共通する言葉としては「速度」がまず浮かびます。ダウンタウン特有の(それかユダヤ人だから なのかもしれませんが)定点のなさが根底となって、すさまじい速さで様々なジャンルの曲の断片を横断してゆきます。これと決まったジャンルのみを演奏し続けるようなスタイルでは無いです。
 ふと、ジル・ドゥルーズの生成の考えを思い出しました。ときに分裂症気味に相反する曲調(映画音楽+グラインド・コアetc)を同じ曲の中で使用します。一回で複数の方向へ行くというパラドックスをそのまま容認するのというのです。流浪の民の定点の無さ、速度とエクレクティズム、によって音が生成されるのです。

「バットまーん」って掛け声は入りませんが、あのバットマンのカバーです。


John Zorn




テーマ:おすすめ音楽♪ - ジャンル:音楽

  1. 2008/09/20(土) 02:34:16|
  2. .▼アヴァンギャルド John Zorn
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  4. | コメント:0
 
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