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ポストロック・デイズ/post rock days

一般的にポストロックと呼ばれている音楽を中心に 音響・テクノイズ・エレクトロニカ・アンビエント・ミニマル・フリーフォーク・アシッドフォーク・サイケ・アヴァンギャルド・民族音楽などを紹介

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ATAK015 for maria / Keiichiro Shibuya



 表題曲のfor mariaが流れた瞬間から伝わってくる物悲しさ。それと同時に明確な響きというか意思を感じる曲達でした。亡き伴侶であるマリアに捧げられたアルバムと訊きました。そう訊くといっそう物悲しくなりますが、けして単に悲しいだけ作品でなく、どこかへ向かう明るさも併せ持った作品です。動画はアルバム最後の曲「Our music」です。

 ピアノで演奏された楽曲は、単純にいえば和音とメロディで構成されています。メロディは独立する訳でなく、和音に寄り添うようにシンプルな単音の旋律で、響きを重視したようにも感じられますが、メロディと絶妙なからみを見せています。

 このピアノ音楽におけるリズムとメロディの二つの要素は、人の聴覚認識に対して奇妙さを誘発するのでなく、スムーズにつながりがあり、とても聴いていて心地が良いです。そういえば、ATAK000のT-8、5’32で用いられていたピアノの音を不意に思い出しました。あの頃からすでに、サイン・ウェーブとか電子音のみでなくアコースティックな楽器も使用していましたね。あのような、和音とグリッチ・ノイズが絡み合うような楽曲構成方法が、今回のアコースティックのみの演奏にも現れているきがします。
 
 アコースティックのみと言っても、録音する訳ですから、取り直しや編集も可能な訳です。それを行わない一発取りみたいな行為がすごいと言われるようなこともありました(現在でも一部ではそうかも知れません)。が、このように人間からほんの少し切り離されたような、浮遊と響き、一個人としての個性から離れた抽象性のあるものとしての個性はとても興味深いと思います。そういえば、現代アートも、記名性を排する方向に向かっているように思えます。
 無記名性のピアノ曲。エレクトロニカとも音響系ともクラシックとも言い難い、感傷的で澄んだ音色の音楽、そんな音が聴けるアルバムです。

1. for maria
2. BLUE
3. sky riders
4. Blue fish
5. angel passed
6. painful
7. open your eyes
8. Ida
9. when attitudes become form
10. one plus two
11. wht
12. untitled
13. erosion
14. our music






[関連]
ATAK000 keiichiro shibuya



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テーマ:音楽的ひとりごと - ジャンル:音楽

  1. 2010/01/10(日) 03:05:22|
  2. .▼クラシック 渋谷慶一朗
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
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