今日は映画を観ました。映画というかドキュメンタリーです。
以前中古のビデオ店で見かけた「アート・オブ・トイピアノ」というDVD。
とっても気になっていたんですが、図書館で再会することが出来ました。
マーガレット・レン・タンというシンガポール出身の音楽家のドキュメンタリーです。
なんでも世界で唯一の”トイピアニスト”なんだそうです。
トイピアノの演奏会なんて楽しそう!と興味津々で見始めたんですが、前半はトイピアノのことではなく彼女がどのようにトイピアノに興味を持ったか、生い立ち、影響を受けた音楽のことなどが語られました。
驚いたことに彼女はあのジョン・ケージに師事!クラシックのピアニストというのが嫌で新しい表現を求めているうちにケージの音楽と出会い、現代音楽に傾倒していったそうです。
ケージの音楽の演奏シーンも収録されていて、これってなかなか貴重な映像ではないでしょうか?他にもジョージ・クラム、タン・ドゥン、佐藤聡明(全然知らないヒトタチ)・・・などなどこの世界ではかなりの大物たちの映像や演奏シーンも収録。弦を弾いたり、ねじを差し込んだりとこんな風にピアノを演奏して良いんだ!という衝撃の映像の数々。
果てはマルセル・デュシャンやジャスパー・ジョーンズといった芸術家たちのことも取り上げられていて、現代音楽は芸術というものにとっても近い位置にあるものなんだな〜と思いました。
で、肝心のトイピアノ。鐘の音に似た独特のチープな音でベートーベンの月光を演奏。しかもベートーベンの生家跡地で!ちょっと笑えます。スヌーピーのシュローダー君がトイピアノを弾く映像に合わせてベートーベンを弾く様子が素敵でした。彼女のトイピアノに対する姿勢はどこまでも真摯。
とってもチャーミングな人です。
テーマ:ピアノ - ジャンル:音楽
- 2008/12/09(火) 01:17:13|
- .▼現代音楽 マーガレット・レン・タン
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