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ポストロック・デイズ/post rock days

一般的にポストロックと呼ばれている音楽を中心に 音響・テクノイズ・エレクトロニカ・アンビエント・ミニマル・フリーフォーク・アシッドフォーク・サイケ・アヴァンギャルド・民族音楽などを紹介

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Pan Sonic/A

Pan Sonic/A

■Pan Sonic plays Kurenniemi pt 1



 もしも、音楽の骨組そのものを表現しようとしたらどうなるか?ロックよりはハードコアパンク。ロマン派のワグナーよりはJSバッハetc そんな風にひたすらシンプルへと向かう気がする。そしてあるときメトロノームの存在に気付く。音楽家の練習の為にただひたすらと正確に音を刻み続けるメトロノーム。そして、そこから更に根源に向かえば無音になる。とんでもないと思うかもしれないが、音楽の成立には無音状態が先ず必要だ。そうしなければ鑑賞できない。静かな場所を作り出すことが、根源的な音楽の条件とされてきたのだ。だが、無音を作り出すことは非常に難しいだろう。ジョン・ケージのように周囲の音に耳を澄ましそれを音楽として受け入れようしたというあの有名な4分33秒。あれは、本当に音の無い状態が作りづらいことをも表している。完全防音の部屋にはいってそれこそ完璧な無音を得たとしても、あなたの心臓や脈は律動を続けている……。そんな、無音の世界に非常に接近した音楽とはこんなシンプルな音楽なのかも知れない。

 以前、友達にこの音楽を聞かせたら「うん。勉強のときとかにいいかもしれない。」と言っていた。人によっては、「う~ん、音楽に聞こえない」と言いそうだが、彼女は周囲の環境に溶け込む点とシンプルな繰り返しが論理的な思考の表現だということを直に見抜いてしまったらしい。すぐに拒絶しないで肯定的に受け取ることが、新しい音楽の受容には大切なことなんだなぁ。

 音楽家にメトロノームが与えられたようにリスナーに何かをする余裕を与える音楽としてこのようなシンプルな音楽があるとすれば、音楽を聴くという行為が変化することになる。木々などの自然だけでなくエアコンやTVなどの環境へ接するのと同じくして、私たちが必要とするものに対してこちら側から接しようと意図することが必要になってくる。だが、それらの環境とは違って音楽は必ずしも必要ではない。目的や機能がわかりがたいのだ。エアコンならば部屋の温度を調節すると言う役目があるが、音楽にはない。とくにPan Sonicの演奏をライブに行って聞くという状況になった時には環境音楽として無視しても良い音楽でなく、わざわざ聴くための音楽としての場が提供されることになる。そのような場面で聴く彼らの音楽は単体で成立するのだろうか。まぁ、そんなことは好きな人なら好きだし嫌い人ならダメなんでしょ、といってしまえばそれまでだが非常に気になる。

 ほんとはこんな面倒なこと考えなくても、単に電子音がどう作られているのか技術的なことを書けたら楽なのにねぇ。

Pan Sonic / Sonar 2008 → http://jp.youtube.com/watch?v=tGJmgKErABo



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テーマ:音楽 - ジャンル:音楽

  1. 2009/02/05(木) 02:31:30|
  2. .▼エレクトロニカ Pan Sonic
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